『私立幼稚園就園奨励費』実質公立と同額程度で入園が可能に

私立幼稚園就園奨励費

制度について

対象者

私立幼稚園に通園する子どもの保護者

控除額

保育料の一部を助成

【東京都千代田区の場合】
最大年額30万8000円
※区民税が非課税で第3子以降のケース

【東京都杉並区の場合】
年額24万9600円支給
※区民税が7万7100円以下(世帯年収約360万円以下)で、第1子の場合

申請方法

居住地の市町村、または通園している幼稚園に必要書類を提出

※本記事は2018/12/16日現在の情報であり、各自治体により条件や補助金額が変更される場合もございます。

私立幼稚園就園奨励費の概要

「私立幼稚園就園奨励費」とは、私立幼稚園の保育料が公立幼稚園より高額なため、各自治体から保育料の一部として支給される補助金のことです。

一般的に、公立幼稚園の保育料は1か月1万円前後になります。

しかし、私立幼稚園に就園させた場合、保育料は最低2万5000円くらいから上は4000円台以上になるため、保護者は倍以上の負担を強いられることになります。

注意!

ここで注意しておきたいのは、私立幼稚園には私立保育園は含まれないということです。

「認可外保育園」は親の就労状況などに関係なく就園でき、教育内容に特色があったりするので人気がありますが、認可外保育園はすべて「私立保育園」の扱いになります。ですので認可外保育園は、私立幼稚園就園奨励費の対象にはなりません。

しかし2019年10月実施予定の「幼稚園の無償化」においては、認可外保育園も助成の対象になる予定です。消費税10%引き上げを実施と同時に、自民党が公約としていた「幼稚園の無償化」が、ついに実現の運びとなるわけです。

出典:内閣官房ホームページ

参考ホームページは以下になります。

参考 幼稚園就園奨励費千代田区

私立幼稚園就園奨励費条件を受け取る条件とは?

私立幼稚園就園奨励費は、公立の幼稚園との保育料の格差を是正することが目的です。

対象の園児に兄弟姉妹がいるか、第何子かによって金額は異なってきますが、この制度によって公立幼稚園の保育料との差額はかなり小さくなることが分かります。

お子さんが私立幼稚園に通っている区内在住者で、住民税所得割課税額が211,200円以下、または生活保護を受けている世帯に、私立幼稚園就園奨励費を補助します。

出典:千代田区ホームページ

同一世帯に小学校第1学年から第3学年までの児童を有しない場合

同じ世帯に小学校1~3年の児童がいない場合、区民税の所得割額が211,200円以下の場合のみ奨励費が支給されます。

就園児1人目:62,200~308,000円の奨励費を支給(下図参照)

就園児2人目:154,000~308,000円が所得に応じて加算

(区民税の所得割額が211,200円を超えても)

就園児3人目以降:308,000円ずつ加算されていく

※括弧はひとり親世帯の場合

出典:千代田区ホームページ

同一世帯に小学校第1学年から第3学年までの児童を有する場合

同じ世帯に小学校1~3年の児童がいる場合、所得に関わらず奨励費の対象になります。

小1~3の兄姉が1人いる第2子の就園児:154,000~308,000円を支給

小1~3の兄姉が2人以上いる就園児と小1~3の兄姉が1人いて就園児が2人以上(第3子以降):308,000円ずつ加算されていく

出典:千代田区ホームページ

私立幼稚園就園奨励費の申請方法は?

必要書類

“所定の用紙(6月下旬に幼稚園で配付)に必要事項を記入し、直接在園中の幼稚園へ提出してください。”

だれに振り込まれる?

私立幼稚園就園奨励費は、先述の通り原則的には子どもが通園する私立幼稚園に申請書類を提出します。

支給条件にあてはまる場合、各自治体から子どもが通園する私立幼稚園へ奨励費が交付されます。

すると奨励費が交付された私立幼稚園が、保育料減免の手続を行います。ですので奨励費が子どもや親の口座に振り込まれることはありません。

いつもらえる?

私立幼稚園就園奨励費の支給時期は、申請時期や各自治体によって異なりますので、問い合わせて聞いてみましょう。

まとめ

公立幼稚園の教育内容は、文部科学省の指針に従ったものです。

しかし、私立幼稚園は独自性のある教育内容を取り入れており、音楽や美術などの芸術性を育んだり、英語などの技能を身につけさせたりと実にバラエティに富んだカリキュラムを展開しています。延長保育をおこなったり、お稽古教室も園内で開催したりするのも公立保育園にはない特徴です。延長保育があるのとないのでは、親の時間の自由度も違ってくるためポイントがかなり違ってきます。

私立幼稚園に通わせるには保育料の高さがネックでしたが、私立幼稚園就園奨励費を受給できた場合かなり軽減されます。

初年度費用ですが、都内名門私立幼稚園の場合は年間60~70万といわれており、一般的な私立幼稚園の場合は40万~50万くらいになります。しかし所得によって、または小1~3の兄姉がいる場合は、支給額に幅がありますが奨励金が支給されます。

私立幼稚園就園奨励費が、幼稚園に就園する年齢の園児を持つ家庭の選択肢を、広げてくれるということができるでしょう。

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