不労所得で生活するための堅実な方法を紹介する。

自分が何をせずとも、自動的に一定の収入をもたらしてくれる『不労所得』。誰もが不労所得を目指すべきである理想の収入であることは間違いない。

しかし「そんなものは不可能だ」と思っている人は多いだろう。また、そもそも不労所得なんて知らないという人も多いだろう。

できれば多くのサラリーマンに、不労所得を得ることで少しでも楽な人生を描いてほしいと思っている。実際、不労所得を得ることは不可能ではない。そして怪しいことでもない。

なので、今回はそんな『不労所得』について解説していきたい。

1.不労所得とは何か?

前提としての共通理解を共有するためにも、『不労所得』とはそもそも何なのかについてまずは説明する。

まず、所得というのをざっくり2つに分ける。それが『勤労所得』と『不労所得』である。これらの違いは以下の通り。

勤労所得と不労所得

勤労所得:働いた対価として得られる収入。

不労所得:最終的には自分が働かずとも得られる収入。一度作ると、一定の期間お金が入ってくるもの。

皆さんの収入源はなんだろうか。おそらく大半の人がお給料と答えるだろう。これはまさに勤労所得のうちの1つで、あなたが時間を使って労働を行い、その対価として支払われるものだ。

対して不労所得はあなたが働かずとも自動的に支払われるもの。勤労所得の対義語といって良いだろう。そんなものはあり得ないと思うかもしれないが、残念ながら実在する。実際、この世の大富豪はみな不労所得で生活している。

この時点で、不労所得がものすごく理想的な収入源であることが分かったかと思う。

補足:お金持ちのお金の流れ方

以前、当サイトにて貧乏とお金持ちの違いを説明した。

【超簡単】あなたがお金持ちになるための3ステップ

ここで説明している通り、お金持ちのお金の流れ方は以下である。

彼らは給料に頼らずとも、「お金を生み出してくれる資産」を所有していることで、勝手にお金が財布に飛び込んでいる仕組みを確立させている。

「お金を生み出してくれる資産」による収入、これがすなわち「不労所得」である。すなわち私たちのような一般人(ここでは、お金持ち以外の人のこと)がお金持ちになるには、この仕組みを作り上げるしか手は無い。

この仕組みを作り上げるには、今ある、純資産(主に貯金)やお給料といった勤労所得を稼ぐ資産に投資することが手っ取り早い。

もちろん、時間と知識があればお金がなくともこれらを作ることは可能だ。ただし、よっぽど時間を持て余していない限りはオススメできない。恐らくほとんどの人は本業や家事、あるいは育児や介護で余裕時間は無いだろう。

2.不労所得に対する誤解

はてなを表現する画像

インターネットで調べると絶妙に怪しい記事ばかりが出てくるものだから、「不労所得は怪しい」なんて意見があってもおかしくないと思う。

なので、ここではそんな不労所得に対する誤解を説いていきたい。

不労所得は働かなくても得られる収入

よく勘違いされがちな定義であるが、不労所得は働かなくても得られる収入というわけではない。

まず、不労所得を作り出すためには労働が必要になる。また一度作り上げたとしても、収入を維持するためには労働が必要になってくる。

とはいえそれらを全て他人に任せることだって可能であり、要するに管理するだけで不労所得を得ることが可能だったりするわけである。そういった能力が高い人ほど、自分の自由な時間を最大限に作り上げることができる。

不労所得は人生をラクにする。

いろんな意味で間違っている。

まず、不労所得を得ることは当たり前だが簡単ではない。知識と度量が無いと不労所得を得ることはできないからだ。

不労所得を得るには、自分で知識を蓄え、それを行動に移さなくてはならない。特にお金に関する知識(ファイナンシャル・リテラシー)は必須事項で、これが無いことには始まらない。

NISAや投資信託は、サラリーマンには良い選択かもしれない。しかし、やったからといってお金が増えるわけではない。そして不労所得でもない。専門家に任せているだけでは、大きな金を自動的に得られるとは限らない。

また、成功するにはリスクを取らなければならない。多くの人が持っている大きな誤解の1つが「リスク」だ。この世にノーリスク・ハイリターンは存在しない。そして、リスクを取ることは決して悪いことじゃない。むしろ、リスクを取らないと大きなリターンは得られない。お金持ちはリスクを取っている。そしてお金や経済に対する知識を活用してリスクを抑え、リターンを得ているのである。

裏を返せば不労所得を持っている人は、誰も取りたがらないリスクを請け負うことで、不労所得を手に入れている。または増やしている。

確かにリスクを取ることは怖い。財産を失う可能性もある。けどその思考でいる限りは不労所得による大きな財産形成には至らない。したがって、金持ちに対して嫉妬している暇があるのなら、自分がどうすべきかを真剣に考えたほうが良い。

アフィリエイターは不労所得

広告収入によって生活している「アフィリエイター」という職業。このアフィリエイターに対する世間の評価がダダ下がりになっている現状は誠に残念であるが、それは彼らの責任のない発言のせいであろう。

毎月50万円の不労所得が得られる!みんなもブログを書こう!

なんて胡散臭いセールス文句ばかりが先行しているせいで、どうにも奇妙な世界と化している。これはアフィリエイトをアフィリエイトしている商法なのでそこは無視するとして、問題は「アフィリエイトは不労所得」と言い切っている点である。これはたいていウソである。

たとえばアフィリエイトを運営する場合、以下のような作業が必要になる。

  • ウェブサイトを作成する
  • 記事を書く
    • ネタを決める
    • 執筆する
    • 画像を貼るなど、編集・校正を行う
  • 広告を貼る

もちろん付随する作業はもっと沢山あるが、これらがアフィリエイトを実施する上で必要な作業となる。

で、これらを自分自身でやっているなら、それは勤労所得である。やっていることは立派な広告業の一種であるが、結局「働かずとも収入が得られる」というのは大きなウソで、彼らも働いている。

しかしそんなウソを堂々とつき、それを広告にして自らの収入にしているというのは極めて悪質であり、だから嫌われる。反省して欲しい。みなさんも、そんなやつが「仕事は悪。自由に生きよう」なって言ってたら無視して頂きたい。

ただし、アフィリエイトが不労所得になる場合もある。それは、「全て他の人に任せる」ということである。サイトの運営をすべて任せて、自分はその所有権だけ持っている。その場合に限っては自分自身は何もせずとも収入が生まれる、つまり不労所得になる。

ウソをついてるアフィリエイターはたいてい勤労所得であるが、不労所得を得ている人々も数多く存在する。その方々が表に出ないため知られていないが、会社を作って運営している人だっている。

3.不労所得を得るメリット

こんなことは分かりきっているかもしれないが、一応説明しておこう。

収入源の多角化によるリスク・マネジメントの一環

お給料に加え毎月数十万円の不労所得を手に入れれば、暮らしは相当ラクになる。単純に収入が2倍になったらと考えれば、その効果は絶大だろう。

そもそも収入が給料だけというのは物凄くリスクである。捉え方にもよるが、今後を考えると増えるかも分からない(むしろ減る可能性もある)給料だけに頼るのは、特に若者ほど恐れている。ましてやそれに加えて住宅ローンなどに手をつけてしまうと、かなり厳しい道になるのではないだろうか。

確かに私たちはリスクは恐れているが、リスクを取らないことによるリスクについても考慮し無くてはならない。

へたな副業するよりだいぶマシ

最近は政府や企業が副業を促進し、盛んになってきた。副業サービスも充実化し、稼ぐ手口が増えた。これに限ってはとても良い動き出し、多くの人が収入源を多角化することになるだろう。

ただし、あまりに低い報酬で自分の時間を売っている方が多すぎる。時給にして1000円にも届かない額で働いている人は多いし、果たしてそれが長期的に良いことなのかは疑問である。自分を安売りしすぎだ。

そこまで安くはないにしろ、やっていることの対価が勤労所得になっているなら、あなたの収入は上がるが生活が辛くなる。そんなに頑張るくらいなら、不労所得を獲得するよう動いたほうがよっぽどマシだということに気付いて欲しい。

自分のやりたいことに目を向けられる

本当はこんなことがやりたい。けど色んな障害が私を遮っている。

そんな人は多いと思う。これを脱する最良の手段の1つが、不労所得であろう。自動的に収入を生み出してくれる分、もちろん自由な時間が増える。その所得を使ってさらにあらゆる作業を自動化していけば、あなたは本当に意味で自由になれるだろう。ひいては、自分がやりたいことをいつでも実施することができる。

これほど理想的な状態を作るにはもちろん時間がかかるが、やる価値はある。

4.不労所得の種類

続いて、不労所得の種類を一覧化して説明していく。

不労所得をカテゴリーにして分別すると、以下5種類に分けることができると言えよう。

不労所得の種類
  • 金融商品
  • 不動産
  • ウェブサイト
  • クリエイティブ作品
  • 自分自身

それぞれどのようなものなのかを説明していく。

金融商品

最も一般的に知られている不労所得の一つと言えよう。金融商品といってその種類は多い。分かる限りの全てを上げていく。

預金

あなたが銀行に預けた(貸した)対価として得られる利子収入。普通預金・定期預金と色々あるが、ご存知の通り大きな収入は期待できないノーリスク・ノーリターン型。よっぽど資金が豊満な人であれば別だが、我々のような一般人には無縁だろう。

債券

貸し先が銀行ではなく、国や法人などの機関。仕組みは預金と同じようなもので、貸す対価として収入を得るもの。国債や社債などが一般的だろうが、こちらもノーリスク・ノーリターン型。

株式投資

最もメジャーな不労所得のうちの一つと言える。市場や経済の動きを読んだうえで目星の企業に投資し、その配当金を得ることが最も手堅い不労所得と言える。とはいえ元手が大きくなくては得られるリターンも少なく、第一手として選択するのではなく、ある程度のキャッシュが集まってから実践するのが良いかと思う。

保険・年金など

種類・状況にもよるが、保険の給付金として得ることが出来た場合は不労所得と捉えられる。また、雇用保険や失業保険など、あなたがある特定の状態になった時に申請することで得られるものも不労所得と言える。

そして年金も(あなたが過去何十年も税金として支払う必要があるものの)不労所得となる。

宝くじ

まったく期待できない商品だし避けていただきたいが、当選した場合はほとんど不労所得と言えるだろう。

確定拠出年金

簡単に言えば、自分で積み立てる年金。最近は政府・企業が主体となって盛り上がっている。将来に不安があるサラリーマンには良いが、リターンは大きくない。

投資信託

プロに運用を委託するタイプの株式・債券投資。手間が省けてサラリーマンにはうってつけだが、リスクが無いわけではない。また、リターンが大きいわけでもない。

FX(外国為替証拠金取引)・先物取引

多大な知識と経験を要する、かつハイリスク。初心者は近づきがたく、近づいて失敗する人も多い。投資というよりは投機的なものであり、下手に実施すると痛い目を見るのは明らかである。必ず自分で学び、「稼げる」という謳い文句には騙されないこと。

仮想通貨

近年のトレンド。まだ不確定要素が大きく、難易度も高いと言える。こちらも初心者が実践すると痛い目を見るので、アフィリエイターに騙されないように注意したい。

ベーシック・インカム

未だ実現しているわけではないが、世界的に注目・議論されている社会保障制度。実現すれば国民全員が不労所得を得ることになるという、我々のような一般人にとって大変有り難いシステム。

とはいえベーシック・インカムが生まれれば代わりに何かが失われるわけで、不利益を被る人も必ず出てくるだろう。

不動産

不動産という物件に投資して、それを活用して収入を得る方法。オーナーとなって家賃収入を得る、あるいはシェアリングビジネス(民泊・レンタルスペースなど)にて貸出料を得るなど、収入となる手はいくつか存在する。

貸出先とのやり取りや清掃などの業務も委託しやすく、上手く回せばかなりの期間に渡って収入を得ることができるだろう。

ウェブサイト

ウェブサイトの画像

インターネットの登場により、爆発的に増えている不労所得の一種。最も安価で初められ、かつ収入源も多い。工夫することで長期に渡って収入を得ることも可能で、初心者には実践しやすいかもしれない。

ここでは収入を得る方法を簡単に説明していこう。

PV(アクセス数)による収入

アクセスを集めれば集めるほど、それは収入になる。かつその収入も大きくなる。代表的なのはGoogle AdSenseなどの広告収入で、1アクセスで0.2円ほど入ってくる仕組みだ。

中には個人で100万pvを集めているサイトを持っていたりと、1人で頑張るだけ(もちろん、時間を要するが)でも手に届くため、多くの人が参入している。

成果報酬型広告(アフィリエイト)

自分のウェブサイトに特定の広告を貼り、訪問者が広告を通じて商品購入などに至った場合にサイト運営者に報酬が支払われるもの。こちらもアドセンス同様、工夫次第で大きく稼げる。

インターネット界隈ではよく紹介されておりオススメであることは間違いないが、誤った知識が掲載されているケースも多く、惑わされやすい。

仲介手数料

何かしらのサービスを運営し、その手数料を得ることを収入源としているビジネス。

メルカリ、クラウドワークス、ココナラなどなど、数多くのC to Cサービスのビジネスモデルはこの仲介手数料モデルである。

利用数が多いサービスを考え出しサービスに繋げることができれば、非常に優秀な不労所得に成り得るだろう。

サブスクリプション・システム利用料

何かしらのサービスを運営し、その利用料、あるいは月額費・年会費を得ることを収入源としているビジネス。

NetflixやHuluといった動画サービス、はてなやFC2と言ったブログサービス、AdobeやCanvaなどの制作・デザインサービス、挙げればキリがない。多くのウェブサービスのビジネスモデルはこのサブスクリプション型モデルである。

クリエイティブ作品

作品や商品を作成することによる収入も、不労所得に成り得る。

印税

代表的なのは、印税だろう。自分が書いた小説や書籍が大ヒット作品になれば、ほぼ永続的に収入を得ることが可能だ。映画やドラマ化、グッズ化、翻訳され海外進出など、夢が大きい。

権利収入

自分の音楽や写真、あるいは特許を持つことで、その使用権や販売権を収入とするケース。こちらも印税と同様、ヒットすればほぼ永続的に収入になる。

広告収入

ビジネスモデルとしてはウェブサイトにて挙げたアドセンスやアフィリエイトと同様だが、その販促手段を自分のクリエイティブ作品にするもの。

代表的なのはYouTube。自分を売りにして動画制作を行いヒットすれば、アクセスが有る度に収入が生まれることになる。

販売収入

単純に何かを作って売ることで得られる収入。一時の稼ぎにしかならないが、ヒットして継続的に売れるようになれば、それは不労所得と言えるだろう。

自分自身

最後はどこのウェブサイトにも挙がっていないが、最も強力だと思える不労所得。それが自分自身である。

よく分からないかもしれないが、要は自分のファンや信者を作るということ。つまり「自分の名前」がブランド名になること。これが大きくなればなるほど、ほぼ自動的かつ永続的に収入が生まれるという非常に強力な武器になる。

これを「セルフ・ブランディング」という。自分をブランド化し、ファンを作る戦法。何かしらの実績、あるいは地位を作り上げ、それを武器にすればファンも自然とついてきたりする。

芸能人・スポーツ選手・ビジネスマン、近年は多くの著名人も独立して自分を売りに出してきている。

芸能人で言えばオリラジ中田、メンタリストdaigo、キングコングの2人など。一見テレビから消えたように思えるが、実はステージを変えて大活躍していたりする。ビジネスマンもホリエモンを筆頭に、個人名がそのままブランド化している人が多い。また、ブロガーやアフィリエイター、あるいはYoutuberもここを狙って活動しているケースが多い。

役員報酬

古くから存在しているが、自分の地位を利用して収入を得ているもの。やり方次第では何をしなくても報酬だけ貰えるようになるが、その地位を獲得するまでが難しい。

権利収入

自分の名前や名前という権利を使って収入に繋げるビジネス。たとえば書籍のポップアップやテレビやネットのCMなど。「あの〇〇も絶賛!」というキーワードを書いてもらうだけでお金が入ってきたりする。

ウェブサイト・クリエイティブ作品

先述したウェブサイト・クリエイティブ作品、この全てを自分の名前を駆使して不労所得化することができる。たとえばオンラインサロンを作る、自著を作る。特に書籍は、誰もがやっている戦法だろう。

自分というブランドが確立すれば、自分を武器にできるし自分を広告にすることもできる。無双のような状態になる。

これからは「個人の時代」がやってくると言われている。今もっとも育てるべきは、自分という存在価値かもしれない。反面、信頼や信用を失えば一生分の不労所得が消えてしまうので、そこは十分に注意したい。

5.不労所得の作り方

ここまで不労所得について、その種類を説明してきた。

ではここからは、肝心となる不労所得の作り方について説明していきたい。

不労所得を作る方法は、主に以下の3つである。

不労所得の作り方
  1. お金で不労所得を買う。
  2. 労働で不労所得を作る。
  3. 趣味を不労所得に変える。

順番に説明していく。

①お金で不労所得を買う。

まずは、お金で不労所得を買うというやり方。最もポピュラーなやり方であるがリスクが怖い我々にとっては敷居が高く、そのせいで不労所得が遠い存在に思えるのだろう。

今ある貯金や財産を元手に、不労所得と成り得る金融商品や不動産、あるいはウェブサイトを買うというやり方。

もちろん買うためには目利きを鍛える必要があるが、最も手っ取り早くかつ大きな収入を得ることが可能である。また、元手が大きいほどそのリスクとリターンも大きくなる。

実はウェブサイトもお金があれば変える。サイトM&Aという手法である。数十万の資金で始めることができるため、敷居が低い。細々と取引が行われているが、これから更に盛況していくように思える。不動産売買や株式売買は敷居が高いという人は、サイト売買から始めてみることを検討してみてはいかがだろうか。

②労働で不労所得を作る。

続いて、労働にて不労所得を作る方法。

自分でサイトを作るなり作品を作るなりして、段々と収入に繋げていくやり方だ。

この手法はとにかく挫折しやすい。労働にはもちろん時間がかかるし、最初は収入がゼロだからだ。また、やり方を間違えるとただの勤労所得になってしまう。時間がないサラリーマンには「辛い」の一言しかない。

しかし裏を返せば、やり方を工夫して継続することができれば後々楽になってくることは間違いない。努力の過程により販促が広がるからである。実績を作ることでファンが生まれてもなんらおかしくない。

③趣味を不労所得に変える

自分の好きなことや趣味が、実はお金になるケースは非常に多い。また近年はそういったサービスが増えてきたことにより、個人の可能性がどんどんと広がっていたりする。

最初は収益化が難しいし収入が生まれたとしても勤労所得でしかないかもしれないが、好きなことをやっている分あまり挫折しない。お金を生み出すことを期待していないからである。

今なにかしら好きなことがある人は、収益化できないか少し考えてみると良いかもしれない。それを繋げていくと、いずれ不労所得に変わっていく可能性は十分にあり得る。

6.不労所得を作るためのポイント

ここまで不労所得を作り方を3つ紹介したが、今度は作る際のポイントについて説明していく。

小さいことから始める

我々一般人は、たいていお金の使い方に慣れていない。お金の知識も大して持っていない。そんな状態でいきなり大金を使ったら、まあ確実に失敗する。

しかし「これは絶対稼げます」「お金が使う価値が確実にあります」なんて言葉に騙されて、一気に使い果たしてしまう。これだけは避けて欲しい。

お金を使うなら、どんだけ資金があろうとも最初は100万以下で始めるのが良いだろう。

選択と集中

分散投資・リスク分散ということが言葉が流行しているが、最初にやるべきことではない。この考え方は資産運用の話であって、最初にやるとかえってリターンが小さくなる。

まずやるべきは「選択と集中」。これだと思ったものに集中して投資する。そのための知識や心構えをつけていこう。くれぐれも「ローリスク・ハイリターン」という言葉に惑わされないように。

小さいことを大きくしていく

どんあ大富豪も著名人も、最初は資金も収入も少なかった。それを、徐々に徐々に大きくしていったのである。誰だっていきなり大きな事業を始めることはできない。

不労所得を作っていくためには、それを大きくしていかないと意味がない。毎月5万円の収入は大変素晴らしいが、そこで満足してはならない。最初は収入も小さいが、それを大きくしていくのだ。

つまり、不労所得で得た収入(青線)を再投資(黃線)しよう。これをぐるぐると繰り返していくことで、不労所得も自ずと大きくなっていく。

これをやるためには、いきなり不労所得だけで生きていこうとしないことだ。自由を求めていきなり退職届を出す人がいる。それが自分の生きがいで、かつ熟考した上での決断なら問題ないが、その分リスクも大きい。まずは今ある給料で生活費を稼ぎ、不労所得を再投資する仕組みを作り上げていくのが堅実で現実的と言える。

不労所得で得た収入を贅沢費に使うのではなく、再投資してみよう。

不労所得の多角化

不労所得が大きくなってきた時に、始めて分散投資・リスク分散という言葉を活用できるようになる。要するに不労所得を得る収入源を増やすのである。

これは不労所得を持っている人は誰しもが実践している。

例えば本当に成功しているアフィリエイターやブロガーなら、以下のようなことを実施しているはずだ。

アフィリエイターの多角化戦略
  • 別のアフィリエイトサイトを作る
  • メルマガを発行する
  • 情報商材を販売する
  • 書籍化する
  • オンラインサロンを開いたり、講演をする

この他、全く別の事業にチャレンジ(投資)してみたり、得た収入を基に金融商品に手を出してみたりと、多角的に活動している。

不労所得と言えど、「永遠に」ということは先ずあり得ない。それを理解しているからこそ成功者は再投資して新たな不労所得の獲得に努めるのである。

節税する

不労所得が大きくなり、収入も増えてきた。

ここで気にしなくていけないのは、もちろん税金である。収入が大きいほど取られる税金も大きくなるのだから、必ず節税に努めなくてはならない。

当たり前だが違法を犯すのではなく、合法の範囲で上手く節税する。最も効果のある節税手段は会社の設立だろう。また再投資も1つの節税方法であることから、これは一石二鳥の手段と言える。

7.サラリーマンが不労所得を作るための現実的な手段

では最後に、サラリーマンが取るべき不労所得を作るための手段と方法はどんなものかを説明していくことにする。なるべくその人の状況に合わせて手段を提示していく。

資金がある人の手段

10万〜100万程度の投資をする資金力はあるし、その覚悟がある人はどのような行動を取るべきだろうか。

①1〜10万の不労所得が手に入る収入源を買う。

まずはある程度のお金を掛けて、既に出来上がっている不労所得獲得システムを買うのはいかがだろうか。もちろん、最初は1万〜10万程度の収入にしておこう。

そこでオススメは、少額サイトの購入である。ウェブサイトの広告収入の獲得サイクルは基本1ヶ月なため、再投資していくには非常に効率が良いからだ。サイトの売値はだいたい収入1年半〜3年分くらいであることから、30〜100万程度のサイトを購入することで1〜10万程度の収益力のあるサイトが手に入る。

サイト買収の良い点は、そのノウハウも手に入ること。アクセスや収益だけでなく、どのように収入を得ているのかが分かるため、資金がある人にはオススメな手法だ。もちろんサイト買収のためには、サイトを分析する力や運営方法など基本的な知識は蓄えておこう。

②-1 サイトを大きくする

ここから選択肢は別れる。1つ目は買収したサイトを育てるというやり方。収益力を強化できる見込みがあるなら、これに徹すれば収入の増加が見込める。既に生まれている収入を再投資すると効率的だろう。

②-2 サイトを売却する→更に収益力のあるサイトを買う

2つ目の選択肢は、手に入れたサイトを売却する。やや豪快であるが、買収時の契約事項で縛られていない限りは売っても問題はない。

あなたの交渉力を持って高値で売るか、サイトの収益力を向上させて査定額を引き上げてから売るなど、やり方はいくつかある。

そうして手に入れた売却益を使用して、更に収益力のあるサイトを買収するのである。これを上手く繰り返していけば、いつの間にかあなた自身の不労所得が大きくなっていく。もちろん、一度踏み外すと収入は限りなくゼロに近づくので注意したい。

②-3 不労所得から得る収入で、別事業に投資する

少ない収益ではあるが、継続的に入ってくる不労所得。これとプラスしてあなたの給料から一定のお金を投資に回して別事業へと投資するというやり方。

リスク分散的思考があるため最初はあまりオススメできないが、本当にやりたい事業があるなら実施する価値はあるだろう。

結局②のいずれかを複合的に実践していけば、おのずとサイトも収益力も向上していく。うまく組み合わせてあなたの不労所得を大きくしていこう。ここではサイト買収を例として取り上げたが、もちろん別のやり方はある。外注ライターを活用して自らのサイトを作り上げる手段だってある。ウェブサイトに限らず、他の資産でもやり方はあるだろう。

③多角化する

十分な不労所得を得ることができれば、最後は多角化に移行する。この段階になれば給料に頼らず生きていくくらいの収入は得られているので、選択肢も増えるだろう。

会社をやめて自分の会社を作ってもいいし、引き続き生活費は給料でまかなうが更に待遇の良い会社に転職したり、投資額を引き上げて別事業に集中しても良い。

お金はないが時間がある人の手段

取るべき手段は主に2つある。

選択肢① 運転資金を確保して、『資金がある人の手段』を取る

自分にファイナンシャル・リテラシーがあり、リスクを取る気概もある人はやる価値がある。要するに経営者や起業家みたいな手段を取る。

事業計画を描き、運転資金を確保するのだ。その資金を基に、不労所得を得る何かを買収し、運転資金を徐々に返済しつつ利益を得ていくやり方だ。上手くやれば非常に効率よく利益の拡大が見込める。

このやり方の神様みたいな存在がAmazonのジェフ・ベゾスであり、参考にできるかもしれない。初心者には遠すぎる存在だが。

選択肢② 時間を労働へ投資する

持て余す時間を使って、全力で不労所得を生み出す資産を作り上げるというやり方。

最低でも半年から1年は無収入期間を耐える必要があるものの、徐々に育っていくためやりがいもあるし、自らにノウハウが蓄積していく。

例えばウェブサイトを作る。1万でも収入が出れば今度は外注ライターなどに投資して質の高い記事を作成する。するとアクセスや収益力が向上し、さらに投資ができるようになる。

好きなことがある人の手段

好きなことがある人や趣味がある人は、最も幸福になれる要素があると言っていい。それを勤労収入にしつつ、不労所得に変換することもできるからだ。

好きなことがある人は狙うべきは以下である。

好きなことを持っている人が取るべき戦略を表した図

好きなことが勤労所得にもなるし、かつ不労所得になるもの。ここに到達することができれば、あなたは毎日が楽しくてしょうがなくなる、極めて理想的な生き方を送ることができるに違いない。

好きなことをやっていたら、それが一時的に収入(勤労所得)に繋がり、実はそれが不労所得になっていたなんてことはよくあるし、可能性も十分にある。

「好きなことを仕事にしたら辛い」なんてことを言う人がいるが、それは好きなことを仕事として捉えてしまいお金に執着してしまったか、好きなこと以外にやることができてしまい好きなことができなくなったかである。あるいは好きなことをやりすぎて飽きるということもあるだろう。人間、のめり込むものほど飽きが早いと言うし、そこは工夫し無くてはならない。とはいえ上図が理想的な状態であることに間違いはない。

では例を出して具体的に見ていこう。

書くことが好きな人

ランサーズやクラウドワークスで勤労所得を手にするのも悪くないが、もったいない。

それなら不労所得になるべき資産を構築するほうがよっぽどマシである。代表的なのはブログだろう。時間はかかるが、書くことが好きなら苦にならないはずだ。

ブログが稼ぎだしたら、それを商材に書籍を作るか。ブログを会員制にして稼ぐ。などなど多角化がしやすい。TwitterやFacebookで書く範疇を広げるもの悪くない。

ある程度有名になれば、勝手に仕事が生まれる状態となり、不労所得に限らず勤労所得(取材依頼・ライター依頼など)を得るチャンスが出てくる。単価も上がり、生きていくには問題ない状態になったと言える。

写真を撮ることが好きな人

カメラマンは大した利益が出ないかもしれないが、工夫しがいがある。一番考えるべきは、自分の技術や写真をいかに高く売ることができるか、だろう。

そういう意味では写真のストックサイトは小さな収入が得られるものの、自分を安売りしすぎである。手数料も取られるため、効率が悪すぎる。

最も取りやすい戦略はSNSだろう。InstagramやTwitterは写真との相性が最高に高い。自分が撮りたいものと世間の需要をよく考えた上で戦略立ててアカウントを運用してみよう。SNS自体は全く金にならないが、あなたのフォロワーというファンは、極めて上質な「金のなる木」である。

また、テーマを1つに絞ったポートフォリオサイトを作るのも面白い。

例えば以下のサイト。

海の見える駅

「海が見える駅」というたった1つのテーマに沿ってポートフォリオ化し、最終的には書籍化まで叶えている。ファンも増えただろうし、カメラが好きな人にとっては極めて理想的なマネタイズ方法と言えるのではないだろうか。

おわりに

人生にお金は必要だが、できればお金のために働きたくない。ほとんどの人がそう思うだろう。

不労所得を得るということは、お金のために働くのではなく、自分が本当にやりたいことに目を向ける時間を限りなく伸ばしてくれる強力なサポーターである。いわば、自由を手に入れるためのアイテムなのだ。これを手に入れるか入れないかによって、あなたの人生も大きく変わっていくだろう。

これまで不労所得について、種類とポイント、そして手段を説明してきた。少しでも役立ったなら、まずは自分ができることを考え、実行に移していただいたらこれほど嬉しいことはない。

 

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