自称『稼いでるアフィリエイター』の見抜き方【詐欺の手口も公開】

 

自称『稼いでるアフィリエイター』の詐欺に引っかかりたくないです。どうすればいいでしょう。

経歴の分からない・信用できない人間は真っ先に避けるべきです。

 

『アフィカス』なんて言葉が誕生するほどに、アフィリエイトに対して嫌悪感・不信感を頂いている人が多い。

本来は真っ当なビジネスモデルの1つで、真っ当な商売をしている方々が大半である。

しかしあらゆる関連スキル(SEO・心理学・マーケティング力)を駆使して人々を騙し、お金を稼ぐ悪質なアフィリエイターが存在するがために、『アフィリエイト』という言葉はすっかり荒廃してしまっている。

どのビジネスにも悪質なやつは存在するが、特にアフィリエイトはその性質上悪質な人ほど目立ってしまう構造であるため、防衛力のない一般人がその沼にハマってしまう。

さて今回は、そんな悪質アフィリエイターの一種である自称『稼いでるアフィリエイター』の手口と対処法を公開しよう。

そもそも、なぜ『稼いでます』とアピールするのか

なんで検索エンジンにヒットするアフィリエイターは自分の収入をおおっぴろげにするのか。わざわざ記事にしてまで自慢するのか。

お分かりな人も多いかもしれないが、収入を公開することによって自分が更に儲かるためである。

もちろん公開するだけじゃ直接的にお金を得られるわけではないが、それが動線となってお金を稼ぐことができる。

アフィリエイターの稼ぐ手法

どういうことかというと、収入を公開することで信用力やフォロワーが得られるのだ。『社会的証明のあるプロフィールや肩書のある人ほどフォロワーが増える』というのは既に実証されており1、自称アフィリエイターはそれに忠実に従って自分の稼ぎや成り立ちを細かく皆さんにお伝えする。

で、自称アフィリエイターがどういった収入に繋げるかと言うと俗に言う『オンラインサロン』(ファンクラブみたいなもの)であったり『メルマガ』・『情報商材』であったりといった、何らかの商品・サービスに誘導してお金を儲けている。最近は『コンサルティング』(ブログコンサル・SEOコンサルなど多数ある)や『noteの販売』もよく見かける手口だ。

そして奴らは「特別に」とか「誰でも稼げるようになる!」とかいった、いわゆるコピーライティングを巧妙に使ってフォロワーからお金を絡め取っていく。

これはビジネスとしては何ら悪くないし、これらを本業で手がけている人たちは大勢いるはずである。(※自分のスキルや知識を付加価値として他人に提供するのが、本来の情報商材ビジネスである)

問題は嘘や詐欺的に収入を公開して不当に信用力を得る輩であり、これに当てはまるのが自称『稼いでるアフィリエイター』である。

どうやって見抜く?

それでは自称『稼いでるアフィリエイター』をどうやって見抜けばいいのだろうか。

収入を公開するアフィリエイターを避ける

拍子抜けされるかもしれないが、収入を公開しているアフィリエイターはきっぱり避けるということだ。

これが一番楽で簡単な方法だ。

そもそも収入を公開する人たちというのは『誰にでも頑張れば手の届きそうな額』を公開するわけで、せいぜい何十万か何百万程度の人間である。(※これが何千万稼ぎました!とかだと、自分には無理と思われかねないため)

本当に稼いでるアフィリエイターはわざわざ自分の収入なんて公開しないだろうし、するとしても匿名で公開するとか、何らかの制約をかけている。

アフィリエイターとしての師匠が欲しい方は、どうにかしてそういった本物のアフィリエイターに出会って欲しいものである。

経歴を徹底的に調べる

「いや、真っ当にやってる人で公開してる人もいるよ!」「詐欺師じゃない人を見抜く方法はないの?」と思う方々もいるかもしれないので、ある程度信頼できそうな人を見つけるためのポイントを述べていく。

損益計算書を公開しているか。あるいは要求すれば開示してくれるか。

売上を細分化する

一番いいのは損益計算書(その人or会社がどれだけの収益を獲得したのかを知る資料。P/L表。)を見ることかもしれない。真っ当にビジネスをしている人であれば作成している人が多いからだ。

詐欺師のよくある手口で「年商1億円!」「売上100万円達成!」なんて情報を公開している人がいるが、『年商』なんて言葉を目にしたら基本避けて良いと言っていい位のワードに成り下がってしまった。

「年商」は「売上」であって「収益」ではない。つまりその人が最終的に得たお金ではない。

1億売上達成したのは本当かもしれないが、経費が1億5千万かもしれない。つまり5千万の赤字。極端だが、この有様でも「年商1億円!」と宣言することができてしまう。そんな詐欺師は絶対に避けよう。

また、一時的に運良くドカンと稼げたとして、その過去の栄光をあたかも今でも継続しているかのように見せかける人もいる。継続的に稼いでいる確証を得るためにも、過去2〜3年の損益計算書を覗くのが良いだろう

法人化しているか。

個人事業として稼げば稼ぐほど、税金も馬鹿高くなるので、節税を兼ねて法人化している人も多い。

法人化しているだけで一定の社会的証明にはなるので、指標の一つとしては充分だろう。

ただ法人しているからといって信用できるかというとそうではなくて、ずっと赤字続きの可能性だってある。そこはきちんと見抜きたいところだ。

法人化していれば、公開はしてなくとも損益計算書含む簡易的な財務諸表は確実に存在するので、それを見るのが一番である。

サイトを公開しているか。あるいは要求すれば開示してくれるか。

稼いでますといっておきながら、サイトを公開していない人は意外と多い。

「ライバルの参入を防ぐため」「営業秘密」とか言うかもしれないが、公開するほうが確実に価値を証明できるので、公開していないのはやや怪しい。開示を要求して、変な理由で断ってきたらまず疑うべきだ。

公開しているなら、サイトを徹底的に分析して、本当に稼げているのかを自分で判断しよう。

ページビュー(PV)と言った一般的な指標値であれば、無料のサイト分析ツールを使用すれば一発で分かるので、最低限のサイト分析力は調べる癖はつけておこう。

コンサルをやる人は、まず自分のサイトをコンサルできていないと、それは詐欺である証拠になる。自称コンサルが増えたのもこいつらのせいである。

著書を出しているか。

名の知れた出版社から著書が出ているのであれば、実績を出している証拠になるかもしれない。やや物足りないが。

あくまで出版社を通していること。Kindleとかで出せる自費自著は社会的証明がないので意味なし。

会ってみる。

会えるかどうかというので見抜けるかは分からないが、自信がある人は会って話してみて、本当に信頼できる人化を確かめるのがいいかもしれない。

逆に言いくるめられそうな気の弱い人間は、むしろ餌食になってしまうので、例えばその人が主催するセミナー等に参加してみて、発言内容が真っ当かどうかを見定めるのがいいだろう。

実名か。

これに関してはあまり価値はない。昔は実名のほうが信頼性が高かったかもしれないが、アフィリエイト業界に関しては匿名でもすごいやつはすごいし、実名でも悪いやつは悪い。

最近の自称アフィリエイターは簡単に顔出ししてくるので、引っかからないようにしよう。

おわりに 客観的データで社会的地位を見抜く

データを分析する

上記指標値を洗いざらいすることで、ある程度フィルターをかけることは可能だ。

とはいえ完璧かと言うとそうでもなく、財務諸表にまで嘘をつく人だって中にはいるかもしれない(大企業だって粉飾しますし)。

なので基本的に彼らのネット上だけの発言だけ見るのはナンセンスで、あらゆるデータを引き出して多角的に評価するのがベストだ。そうすればどこかに穴があるだろう。

そんな面倒くせえことはヤダって人は、収入を公開する人間には近づくな。ということである。「そもそもネットで収入公開するなんて、明らかに何か裏があるだろ」程度のスタンスでもいいのではないだろうか。

この記事によって、少しでもアフィリエイトの詐欺被害が減ればなによりだし、結果としてアフィリエイトの信頼性が向上してくれれば幸いである。

  1. A Longitudinal Study of Follow Predictors on Twitter:http://comp.social.gatech.edu/papers/follow_chi13_final.pdf

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